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検査着に更衣をしましたが、下着を着用のままMRI検査を実施したところ画像に大きく影響するまででもありませんでしたがアーチファクトを認めました。被検者に確認すると冷え症や頻尿対策として遠赤外線による温熱効果を利用した下着だそうです。下着でもあるので脱衣を迷っています。どのような対策を施すのが最善でしょうか?
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スーパーダンディやスーパーエレガンスと呼ばれる製品がそれに該当すると思われます。パンツ部分は綿92%、ポリウレタン8%で構成されていますが、丹田と腰部を温めるために正中の内側に肌に密着するように、遠赤外線輻射磁鉄鉱練り込みスポンジゴムが貼りつけられています。このスポンジゴムは、チタン・磁鉄鉱・アルミナで構成され遠赤外線を輻射することによって温熱効果を出しています。

このスポンジゴムの成分に金属が含まれていたためアーチファクトの原因になったと思われます。吸引力はそれほど大きく働かないように思われますが、発熱の危険性は大いにありますので取り除いて検査をするのが賢明だと考えます。

ただ下着を脱衣するための準備が必要ですし、現場での対応が煩雑になることが予測されますので、MRI検査日に着用してこないように事前に案内することが重要であり、最善の対策だと考えます。

同様に膝サポータにも金属を含んだ製品があるようですので、外した方がよさそうです。(左:サポータあり、右:なし)


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