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体内へのMRI対応金属(ペースメーカー、リードレスペースメーカー、整形インプラント等)を挿入後、どのくらいの期間が経過すれば検査可能でしょうか。各々機種によっては添付文書に記載されている期間は変わってくるのでしょうか。 実際の現場で採用されている目安も教えていただければ幸いです。
体内金属

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添付文書には「埋め込み(植込み)後6週間以上経過してからMRI検査が可能である」と記載されていることが多いです。しかし、もっと長い期間を設定しているものや、ペースメーカによっては植込み後すぐからMRI検査が可能であるものもあります。整形外科系のインプラントにはMRI検査に関することの記載がない場合もあります。いずれにせよ、製品名がわかれば添付文書を見ることが最も手っ取り早くて確実です。

製品名やその成分がわからないまま、推測や経験値でMRI検査を実施するのが最も危険です。もし、被検者が異変を訴えた時に、どのような根拠でMRI検査の実施の判断をしたかの説明ができなければ、裁判で医療従事者側の敗訴になります。
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